おさむお兄さんの歌をジックリ堪能!
弘兄わんパーク1回目

種別 わんパーク 会場 NHKテント2001
開催日 2001/06/23(土) 放送日 2001/07/08(日)
レポーター ぎょうざ    

1.土曜日絶対に休むから!

 『当たりハガキが一枚あったよ。』
 はずれハガキが山と届く中、最後に望みをかけていた知人にあせって電話し、そんな言葉を電話口で聞いた時、安堵の気持ちで本当にほっとしました。そして、嬉しくて嬉しくてヤッタ〜と心の中で叫びました。
 昨年わんパークへの応募にはチャレンジしたもののあえなく玉砕。あの時は本当にへこんでしまいました。弘兄のわんパークには今まで一度も参加できたことはありません。そして今回は2001年度の弘兄の最初のわんパーク。これにはもう絶対に行きたいと思っていました。
 さて、ところが私の会社は仕事で大忙し。重要会議に向けての資料作りの準備中。そんな中、あろうことか会社内の部のフロア替えをやるというのです。『こんな時期にやめてくれよ〜。』と思わず泣き言が漏れてしまいます。そして大々的に引越しをするのが、6月23日(土)と6月24日(日)だというではありませんか。
 『ぎょえーっ、やめてくれーーっ!』 思わず悲鳴をあげそうです。
 そこで、会う同僚、会う同僚ごとに、『今度の土曜日は俺、駄目だから。』、『今度の土曜日にははずせない用事があるからっ!』『今度の土曜日は絶対に絶対に休むからっっ!』と一生懸命、刷り込みをしてまわります。(^^;
 ところが、上司からは、『今度の土曜日は、全員出社を予定しておくように!』という恐ろしい宣告! げっ、駄目、駄目ですっ! 実は当日の二回目のキヨコお姉さんの分も当たりハガキを持っているのです。この日は石にかじりついてでもテント2001に行かねばなりません。
 焦りまくりましたが、結局、土曜日は、引越し業者の人が会社内で引越し作業を行い、社員の立会いは誰か一人だけで良い、ということになり、心底ほっとしました。他の同僚が立会い係になることになり、これで心おきなくわんパークに行けることになりました。

2.開始前

 親しくしてくださっている知人のMさんとそのお子さんと当日は参加することになりました。良い席で見たいのは山々ですが、やはりわんパークは子供さんやママさんが視聴者の中心。男の私は絶対に良い席に行ってはいけません。私は目立たない絶対カメラには映らない席に行くつもりでした。
 当日は梅雨の曇り空。天気予報は、あとで雨が降るということを言っています。しかも、弘兄は雨男という噂もありました(笑)。しかし、結論から先に言うと、この日は結局天気がもちました。
 さて、当日、テント2001の前に並んでみると、いつもとは違った何か緊張した雰囲気。
 係の人がなんと『メッセージボードは禁止です。』とスピーカで触れまわっています。ありゃりゃ〜、どうしてそんなに厳しくなっちゃったんでしょうか? あと応援団扇も禁止なのかどうかは聞こえませんでしたがある方のお話では第1回目の弘兄の回は応援団扇までは禁止では無かったそうです。でも、次のキヨコお姉さんの回に並んでいた時は、はっきりと係の人が『応援団扇は禁止です。』と言っておりました。
 あと、いつもよりも行列が長いのにちょっとビックリしました。係の人が『多めに当選者がいるので子供さんは二人で一つの席、または親御さんの膝の上に乗せて、できるだけ沢山の人が座ることができるようにしてください。』とこれもスピーカでアナウンスしていました。わんパークはコンサートよりも更に少ない収容人数。当選はいつも大変な競争倍率。できるだけ多くのご家族たちが参加できるのは良いことだと思いました。
 入場口の列に並んでいるとき、芝生の上に小さな小さな花が咲いていました。Mさんのお子さんがそれを欲しいと言っています。折れかかった一本を取って渡してあげると、とれも嬉しそうにそれをずっと離さずに持って微笑んでいました。
 さて、時間になっていよいよ入場です。係の人が『係員の指示に従って、席に順に詰めてください。』と言っています。うわーっ、前に参加したわんパークではそのようなことはありませんでした。当日は、かなり係員の方達もピリピリされていたみたいですね。ただ入場すると、係の人はさほど厳しくなく、取り敢えず予定していた目立たない席に座ることができました。

3.本番前

 会場内がざわつくなか、しばらくすると、いつものちょっと声の高い前説のお兄さんが登場してきます。『携帯電話の電源はオフにするように』、というようないつもの親御さんへの注意を述べたあと、『決して走らないように』という注意を添えて子供達を真中の活動スペースに呼び寄せます。ここで、Mさんのお子さんは他の子供達といっしょに真中へ移動。
 さて、前説のお兄さんは、ダリオを呼ぼうと子供達に呼びかけます。子供達が呼びかけると『はーい!』とダリオがいつもの白い衣装にド根性ガエルのヒロシのような頭の上にメガネをかけたスタイルで登場。前説のお兄さんは、ここでダリオとバトンタッチです。
 ダリオが次にナンバーわんパークバンドを呼ぼうと子供達を促し、『ナンバーわんパークバンドって長いよね。じゃあ、縮めて呼んじゃおう。』と言って、短縮した名前で呼びかけます。
 『はーい!』とナンバーわんパークバンドが登場。おーーっ、しかしこの時はいつもと違い、趣向が凝らされ、色んな位置から四人がバラバラに登場したのでした。
 さて次にダリオが『GOダンサーを呼ぼう』と言って五人組を呼び出します。いつものかわいいGOダンサーの登場です。
 さて、『最初に登場するのは誰かな?』とダリオが子供達に呼びかけ、子供達の声に、そう『スプーだよね』と相槌をうちます。
 さあ、いよいよ、いつものようにGOダンサー全員が揃って角度を変えて後ろを向き、手拍子を打ち鳴らし、スプーコールを始めました。いよいよ本番のスタートです。会場内の私にも緊張が走ります。

4.本番

 『ソーーール、わんパーーーク!』 『ジャーーーーン!』登場したスプーの打ち鳴らしたドラが鳴り響きます。
 テーマソングが始まる中、最初に登場するのはダンシングクウィーン、ミーオ。おおっ、今日はかわいいピンクのショートヘアーです!
 さて、いよいよ今日のゲストが紹介されます。
 そして弘兄のいよいよ登場!
 最初後ろを向いて、ジョン・トラボルタのように格好をつけて登場をしてきたっっ!!!と当日は思っていたら、放送を見てみたら後ろのカメラの方を向いて単にポーズをとっていたんですね。(^^; これは勘違いでした。
 わんパークのテーマソングの弘兄の歌声は、これはもう低くて渋いとっても良い声をしています。
 テーマソングの最後のズキューンのようなポーズもとっても決まっています。

 出演者同士の季節が何が好き?というようなやりとりの中で、自分の誕生日をさりげなくアピールする弘兄(笑)。夏が好きって、昨年の四回目のわんパークでは、「冬が好きだよ」と言っていたじゃぁないの?・・・というような野暮なツッコミはよしこちゃん(ついで言うと、お友達はサリーちゃんとスミレちゃんです。)にしておきましょう(笑)。
 さて続いて定番の最初の体操・・・

【あ・い・うー】
 これはもう最初の定番ですね。真中のオープンスペースの子供達と楽しく体操。ここで子供達の体がほぐれます。

【ベイビー・フィリックス】
 わんパーク初登場、とミーオが紹介。子供達が真剣に見入ります。あの〜、こういったアニメとかの挿入コーナーって大人にとっては格好の休憩時間なんですよね。すみません。(^^;

【ぞうさんのあくび】
 おおーーっ、これは嬉しいっ! なんと生のぞうさんのあくびです! 過去のビデオでは何度も見れますが、生でリアルで見られるとは!! しかも、これが弘兄がブランクを感じさせない非常にこなれてリラックスした出来。この体操は、「あ・い・うー」と違って、座って体操があるところがユニークな点です。でも、モジョモジョ君って一体なんなんだろう(笑)。

【げんきのキホン】
 弘道お兄さんはいつも元気だよね…というような会話に続いてこの歌。おーっ、これは懐かしい! かなり古いおさむお兄さんソングです。この歌は、1993年の秋ファミコンのビデオ「あつまれ うた!うた!うた!」に収録されています。うーん、裏声っぽいところのパートも弘兄が綺麗に歌いこなします。

【なわとびショータイム】
 縄を題材にトークが繰り広げられます。綱引きに引っ掛けて、弘兄が『オー・エス オー・エス』とボケます。うーん、OS、OSと言われると職業柄、ちょっとドキッとします(笑)。
 さて、初歩的な縄跳びの練習が弘兄先生から講釈されていきます。これは基礎的部分を優しく教えているという意味で、子供達にとって、とても役立ったでしょうね。ダリオに『背中洗ってるんじゃないんだから』と弘兄のツッコミ。
 そして、なわとびショータ〜〜イム! 縄を手にもって振りまわす様子は昔の忍者にも似た華麗な技! 二重飛びからヒネリをいれるところなど、さすが体操のお兄さん! 最後の決めも見事に決まります。

【げんきひゃっぱい】
 タイトルどおり元気に歌ってダンスができる曲。
 いや、この曲では、狭いステージを縦横無尽に前転とバク転の繰り返し。これは当日見ていて迫力が凄くありました。狭い場所から落ちてしまわないかとちょっと心配しましたが、限られたスペースの中でもしっかりこなす所がほんと見事です! コンサートとかではもっとユックリした演技が多いので、これにはビックリ!

【GO!GO!ミーオ】
 元気で快活で個人的にはとても大好きな曲。

【スプーのコーナー】
 ぼくらナンバーわんパークバンドの曲がスプーとともに流れます。佐治宣英お兄さんのドラムパッドの紹介が行われます。そしてこのコーナーで、途中から弘兄が登場。
 ピンクの半袖シャツ姿に新しく着替えています。当日は気がつきませんでしたが、テレビで見ると水色のインナーだったんですね。でも弘兄は淡い色の服もホントよく似合うんですよね。当日は爽やかに似合ってるもんだと思い見てました。
 そして好きなおさむお兄さんの歌と言って歌われた次の歌が…

【Kitto Motto Zutto(= K.M.Z.)】
 この日の極めつけはもう、これでしたね。この歌は私は全く聴いたことが無い曲です。
 当日の会場内のライティングも見事でとてもムーディーでした。
 兼ねがね、弘兄は歌が上手いと強調してきましたが、地声のちょっと低い美声がとても響き渡っていました。
 昨年のわんパークでは、「ぼくは忍者」とか「ふゆのプレゼント」とか幾つか歌われましたが、いや、これが一番ではなかったでしょうか?
 子供向けではなくて、割と大人向けの曲だったのが良かったですね。弘兄のキャラクターにあった、ちょっと熱い心を女性に語りかけるような、ファンの人達にとってはたまらない心を揺さぶられる曲。ほんとおさむお兄さんの名曲の選曲でしたねー。
 歌い終わった後は、カメラが廻っていないところで、弘兄が恥かしそうに胸をなでおろしながら『やっと終わった』というようなことを会場の女性ファンに伝えながら、笑って退場していきました。(^^)

【ぼくのともだち】
 省略!・・・してごめんなさい。(^^)
 あと、どこでだったかは忘れましたが、Mさんのお子さんが真中のオープンスペースから泣きながら我々の席に戻ってきてしまいました。なんでも、前述の手に大事に持っていた小さな花が下に落ちて、それを他のお子さんに踏まれてしまったのだそうです。あららー。(^^;

【それいけ戸田君】
 ダリオと弘兄の楽しい掛け合いの始まりです。
 日本語の「ごめんさない」から、英語の「i’m sorry」までを子供達に覚えさせる主旨でしょう。
 ダリオの楽しい子供役と、弘兄の楽しいおかあさん役です。
 ダリオも凄く上手かったですが、演技って、弘兄はいつもほんと唸るほど上手いんですよね。いや、それは勿論重々知っているんですが(笑)、当日もとてもお母さんの台詞がそれらしくてとても感心しました。
 このお話は、日本語で言うまさしく「覆水盆にかえらず。」、英語だと、「こぼれたミルクはどうしたこうした(←すみませーん、いい加減で(笑)」なので、ミルクを題材にしているところがもうピッタリ。
 し・し・しかし、「あんころ餅」まで出てくるとは(笑)。
 そして、「ごめんなさい」に引っ掛けた次の歌がいやぁ〜驚きました。

【ごめんなサイです】
 この曲は私はリアルに放送で聞いたことはありません。昔昔の月歌ですね。昔のビデオで見ました。最初見た時は、思わず笑ってしまいました。なんか歌というかコントというか…(笑)。
 それが、このわんパークの中で生で聞けるとは!
 弘兄とダリオの演技がとても楽しかったですね。
 コボしたミルクに引っ掛けてこの歌に繋げたところの構成が見事でした。

【スージーちゃんとマービー】
 どうでもいいことですが、なんで「スージーちゃんとマービーちゃん」、とか「スージーちゃんとマービー」じゃないんですかねえ? …ってはい、大きなお世話でした!(笑)

【Night of Fire】
 をーーっ、ここでは、銀色のスーツに黒いインナーで登場! 素晴らしくカッコヨク決まっています! こういう格好が凄く似合うんですよね。他の男性タレントにもそうそう似合う人がいるわけではありません。って断言していいのかなー。 (-_-;
 ダンシングタイムのティーチャーに、いつものGOダンサーではなく弘兄を持ってきてくれたのが嬉しかったです。そして、前回のわんパークで好評だったという、「パラパラダンス」。キヨコお姉さんと一緒に考えたという内輪話も披露されます。
 子供達が踊りやすいように振り付けを丁寧に教えているところが印象的でした。
 ダンスそのものは子供達向けに優しくしてるって感じでしたね。

【もっとわんパーク】
 楽しかったわんパークもいよいよこの歌でおしまい。
 当日は気がつかなかったですが、なんと放送を見たら、ウィンクをこの時にしていたんですねー。

【最後のところ】
 本番用のカメラ撮影が終わったあとは、いつものようにゲストとメンバーを順にもう一度会場内で紹介。
 また、この時、ダリオがわんパークの発売中のビデオ4本を持って会場の皆に紹介。
 それから、この収録が7月8日放送です…という紹介のところで『録音を忘れずに』と間違って言っちゃったんです。そしたら弘兄がすかさず、『録画!』とツッコミをいれていました(笑)。
 しかし、昨年のわんパークで、ダリオがまだティーノだった時、(←なんか、蝶が幼虫だった時みたいな変な言い方・・・)、弘兄の子供時代のプロファイル紹介のコーナーで、『むかーし、むかし…』に、弘兄にすかさず『むかーし、むかしかよ!』とツッコミを入れられていたのを思い出してしまいました。
 またもや、わんパークで弘兄に突っ込まれてしまったダリオって一体・・・・・・・(笑)。

5.振りかえって

 改めて放送を見て見て、ああ、あの場面はああだったと懐かしく色々と思い出します。
 どこでだったかは忘れましたが、会場の皆にミーオが手を振ってくれていたのを思い出しました。いや、なんか嬉しかったですねー。Mさんの話だと結構いつも手を振ってくれているそうです。
 最初参加する前は、弘兄のわんパークだから、そりゃあもう熱気に満ち溢れているだろうと想像していたんです。ただ当日規制が厳しかったせいか、逆に会場の皆で落ち着いてゆっくりと弘兄わんパークを堪能できた…って感じでした。
 当日は、もう、体操が2つもあり、コミカルな演技あり、またまた素晴らしいパラパラダンスあり、スタジオ狭しの激しい演技あり、…そしてそして、おさむお兄さんソングをたっぷりと美声で熱唱した弘兄が素晴らしかったですねー。
 放送を見てみたら、なんと、K.M.Zの最後の方では目が潤んでいましたねー。ほんと熱唱ご苦労様でした。
 
【謝辞】
 当日はMさん、楽しい時間を共有できてほんっと楽しかったです。イベントの最中に大変大変貴重なものを貸して頂いて、もう私は驚愕しましたよぉー! これはもうずっとずっと探していたんですよー。
 そしてもう一つ、大変素晴らしいものを頂いてありがとうございましたー! (^^)/

(終わり)

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